たかの雑多ブログ的な何か

読書記録とか電子工学とかPCまわりの話とかを備忘録として残したいって言ってるだけ

ダブルスタンダードを取らないこと

ダブルスタンダードは楽だ。

 

都合のいいときに都合のいい意見しか言わない。

 

それによってその場で意見が違ったときに、傷つかずに済む。

 

意見をコロコロ変えるやつは信頼されない。

 

中学生のときは、芯を持った大人になれているかと自分に問いかけていたはずだ。

 

今それが揺らいでいる。

 

今一度、自分の芯について記しておく。

 

1 自分自身の感性・知性を大事にすること。

  知識や知恵は自分を助け、よりよい意思決定に必ず必要である。誰かに代わりに考えてもらうことを是としない。また、感性も自分にしかないものであるため、他人の感性に隷属してはならない。

 

2 誰かの弱みにつけ込まない、触れないこと。

笑いをとるために特定の個人を誹謗中傷することは絶対にしない。

 

3 責任は引き受けられる範囲で負い、きちんと果たすこと。

 

 

就活の話

自分の成功体験として就活があるので、就活でどんなことをしたか、自分が想像してたこととどこが違ったかをまとめようと思う。

まず、就活は端的にES書いて面接をやるだけ。この着地点をちゃんと見定めていた。 で、まずESについてはガクチカと志望動機の2つが主に書くことなんだけど、志望動機が1番しんどい。なぜならみんなこじつけでその会社への思いとかを書くのがほとんどだからだ。業界の中でどのポジションに位置してるとかは割と自分は調べるのが好きなタイプだったのでよかったが、自分の思いと言われると困る。 ということで自分は1番研究テーマに近い業界、職種を選び、その技術力をもっと上げたいという形でESを書いた。

そもそも理系のジョブマッチングの時点で"高倍率の中から落とす面接"というのをするわけではないのはわかってたので、いわゆる文系就活的な方向性の努力を焦ってする必要はないと思うことができ、そこはなんとな~く自分が考えていた通りになったなと思っている。

他の会社との差別点についてだが、ここについて不安になるのは少し杞憂だったように思う。

会社側の心理を考えると、内定を通知してから蹴る可能性が高いかどうかを見ているところは大きい。そのためあまり血眼になって差別点をあげつらって論破されないようにするということをやる必要はない気がする。なにせ職種が分野と近いので、学生が受けている業界は大体向こうも想像がついているだろうし、第一志望の熱意的なところ半分、ロジックが半分くらいのノリでいいと思う。ロジックガチガチに準備する必要はない。

そして、ガクチカについてだが、正直研究テーマがよく話し合われていなかったので、冬の終わり頃まで研究テーマを喋る自信はなかった。 そのため夏と冬のインターンのESを用意するを逃してしまった。ここは今でもどうすればよかったんだろうと思っている。教授と上手く研究テーマの方向性と着地点をすり合わせて、面接で説明可能なレベルに仕上げるというのはなかなかしんどい。今思えば、その旨をきちんと素直に面接で伝えればいいという気持ちでやればよかったと思っている。できていないことは隠しても仕方がないし。

面接についてだが、ここはかなりうまくいったと思っている。よく聞かれる質問集よりも、実際に先輩が聞かれた質問のほうが大事だと思ったので、先輩からどんなことを聞かれたか情報をもらい、そこから面接官がどういった意図で聞いてるのか、どういう学生がほしいと思ってるのかをある程度予想して自分なりに答えを出すという準備はしていた。「この質問をしたらこう答えなきゃ」といったことを正確に文章に書き起こすと上手くいかないと思ったので、想定質問への返しは、なんとなくこういうことを話そうとか、これが伝われば最低限OKというメモだけして、あとは一人で面接練習をボソボソ喋りながらやってた(あんまやってなかったかも)。

B4終わりに集団塾の塾講師のバイトをやるようになったので、トーク力みたいなのはかなり身についたと思っている。相手をどう説得するかというのをきちんと気持ちを入れて考えていた気がする。本もたくさん読んで色々考えたのだからロジックでは負けないという自信はあった。

とりあえず現状の自分が説得力がなさすぎる感じなので、就活でイキってたときの感覚を思い出したくなった。

2024/10/05

今日はDTMを結構いじった

Garagebandでドラムとキーボードの打ち込みをやり始めた。

まだ音楽用語に慣れていないのだが、何をやったのか書いていく。 ネットでなにかを始めると、界隈の用語とか知らないまま始めることになるよね。

8ビートで、1小節の中に8つハイハットをいれる。 キックを1拍目と3拍目にいれ、スネアを裏拍(2拍目と4拍目)にいれる。

タムをどこにいれるか...というところまで終わった。 ベロシティの強さとかまだよくわからん。

次にコードの話。

メジャースケールは全全半全全全半 マイナースケールは全半全全半全全

Cはドでドから初める。

コード進行はよくわかっていない。

ピアノもギターもできんけどたぶん適当な作曲はできるようになると思うし、 目標としてはとりあえず自分で既存曲のアレンジとかリミックスができるようになればいいなあとか思っている。ゲーム音楽のアレンジができるようになりたい。これはめちゃくちゃ思っている。もちろん弾けるようにもなりたいけど。

こんなご時世だからこそゆゆ式みようぜという話

2020年5月下旬辺りに書いたブログです。

 

anime.dmkt-sp.jp

 

もうまじですこすこのすこになってしまって、「これは魅力を語らずにはいられない」となったので、思うがまま魅力を宣伝していきたいと思います。

 

作品について

2013年にアニメ化された、まんがタイムきららの超王道日常系作品です。女子高生三人が「情報処理部」なる部活で、ふと思いついた言葉やら身の回りの言葉をテーマにして、それについてググったりとかします。それによって得た雑学とかを題材にして面白おかしくしゃべったあと、ホワイトボードにテーマと考えたことを短くまとめる、という工程を延々と繰り返していくだけなんですが、キャラの可愛さというよりかは雑談のゆるさと面白さがメインで、ゆるい雰囲気そのものを一緒に楽しむ作品です。よくこの手の作品って、百合要素とかが入って感情の起伏とかちょっとしたストーリー的なものが生まれるんですけど、ゆゆ式はこーゆーのが一切なくて、まさに『やまなしおちなしいみなし』の精神をとても大事にしてるんですよね。最終話のサブタイトルになっている、「ノーイベント・グッドライフ」はまさにこの作品の価値観を象徴する言葉だと思います。まじで永遠と見ていたい...

 

 

 

魅力

 


まずなんと言っても会話の知的さがすごいです。

一見、ただの何でもない『中身のない会話』に見えるんですけど(実際中身とかない)、よくよく観察してみると会話のキャッチボールのレベルがすごく高いです。

1話2話の段階だと正直まだエンジンがかかってなくて魅力が伝わりにくいですが、だんだんと見ていくとその面白さにハマっていきます。三人がそれぞれ心地よい関係性を守りながら会話の雰囲気が面白くなるように言葉を選んでるんですね。口にした言葉の一つ一つから単語の韻だったり共通点を見出して脊髄反射のように会話をどんどん広げていく。これこそ『中身のない会話』の一つの完成形であり、ゆゆ式の一番の魅力であると僕は思うわけです。

 


が、

 


ここが結構好き嫌いが分かれる部分で、基本的に会話は3人だけが面白くなるように構成されてるだけで、会話のテンポが急に変わったりわけのわからないところで彼女たちはツボにハマったりします。なので客観的な目線で面白いというよりかは、自分自身もその空気感に一緒に入り込んで楽しむ、もしくは、「内容は???????だけど彼女たちが楽しければそれで何より」というような作品なんですよね。

京アニ作品の『日常』とか、『銀魂』とか、客観的にボケとツッコミがはっきりしていて勢いもある、みたいな面白さを期待すると、ちょっと的外れになっちゃうかもしれません。

 


それぞれのキャラの魅力

 

7人くらい登場人物いるんですけど、基本的にしゃべってんのはゆずこ、ゆかり、ゆいの3人なんで、3人について書きます。

 

ゆずこ

 


3人のなかでは会話のきっかけと主導を握っていて、バカっぽいことや突拍子もない事を脊髄反射で言い出してゆいにツッコまれる、というのが会話のスタートの王道パターン。

なので基本的に会話の中ではいわゆる「バカキャラ」なんですが、実は賢くて頭がいい子なんですよね。実際に成績もよく、夏休みの宿題を早く終わらせるタイプ。

しかし本人は頭がいいことを周囲にはあまり思われたくないようで、目が悪いのにメガネをかけないのもそれが理由だそう。

 


で、三人の中でも縁と唯は幼馴染なんだけど、ゆずこはあとから仲良くなった方なんですよ。なので普段は楽観的でテンションが高くても、唯と縁が幼稚園の頃の話とかをしたり、二人だけにしか通じない会話をすると、自分だけ置いてかれた気がしてちょっとだけ疎外感を覚えてしゅんとしちゃう一面もあるんですよね。外交的だけどガラスのハートっていう感じの子です。かわいいいいいいいいいいいいい

 


あと、会話のスタートでいきなり哲学的な命題を出してきたりもして、そーゆーとこがまた趣深くて僕は好きです。

 


 


癒やし系お嬢様なんだけどどこか抜けてる感じの子。ゆるふわだけどツボが浅くていつも笑っています。基本的にゆずこが訳わからんことをしゃべったりボケたりすると大体笑ってくれます。そしてツッコむというよりはむしろゆっくり会話を発展させていく役で、この子がゆずことゆいのボケとツッコミの中にうまく入る潤滑油的な役割を果たしてます。ハンターハンターGI編のドッジボール回のキルアみたいな立ち位置ですかね(違う)

また、心にすごくゆとりがあるというか、心の豊かさに満ち溢れた子で、二人の些細な感情の動きにも敏感に反応して声をかけたりしてくれます。2人が落ち込んだりしてるときはこの子が真っ先にフォローに入ってくれます。たぶんこーゆー心の豊かさって、お金持ちな家庭で健やかに育ったからというのがあるんでしょうね。いやあー見習いたいなぁー。というわけでこの子のぽわぽわした感じとか精神の豊かさとかがほんと大好きです。僕が一番好きなキャラです。

 

 

基本的に一般人目線というか割と普通のツッコミ役。でもゆずこがしゅんとしちゃったりすると、言いすぎちゃったなあと感じて謝ってくれます。ときどきツッコむだけでなくゆずこのボケに合わせたりもしてくれます。そしていい感じにツンデレ。ゆずこと縁が唯をいい感じにってイジって、そしてツンデレするというのは何度見てもエモエモハイパーMAXで尊死します。あと、基本的に2人以外に対してはそんなに鋭いツッコミをするわけではなく、わりと社交的です。

そんなにガツガツしてないツッコミ役なので、基本的に大人な優しい子です。いい子。ほんといい子だよ....

 

それにしてもいいですよね、このローカルな世界観でただただ日常を享受する生活。ほんと好きです。いやあ昨今やれSNSやら感染症やら色々世間がうるさくなってきてるじゃないですか。たぶん僕らの脳ってそんなに広い世間を捉えたりとかソーシャルな空間でたくさん友達をつくることで幸せになれるようにはデザインされてないんですよ。広い社会とか周りとかを気にするより、ローカルな空間で幸せになる選択肢も全然いいと思うし、ネットだって彼女たちみたいにwikipediaのインデックス程度にしか使わないくらいでも全然いいと思うんですよね。まああんまり小難しい話はしたくないんでここらへんでとどめますけど、色んなことがめまぐるしく動いて色々疲れちゃうこのご時世だからこそ、ちょっと立ち止まってゆっくりゆゆ式の世界観に浸ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

 


おわり!課題やります!みんなゆゆ式見ような!!